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SAW4(ソウ4)解説・解読  ストーリー編5




ここはリッグの自宅です。

流石に今夜のリッグは眠りが浅いようです。ケリーの死と妻トレイシーとの喧嘩別れ・・・色々ありましたからね。するとドアの開ける音が聞こえ部屋の照明も一瞬ですが灯りました。寝室の隙間から人の通る姿を見たリッグはトレイシーが帰って来てくれたと思ったのですが、何だか人の気配が突然消えたようで、ゆっくり部屋を歩き始めました。改装途中の雑然とした自宅はひっそりとしていて、やけに不気味です。窓を閉め忘れた、風のせいかと勘違いします。トレイシーを想う余り「寝ぼけてしまった・・」とでも思ったのでしょうか?その瞬間ビニールシートの奥から突如何者かに襲われてしまいました。






即座に場面転換です。
薄暗い中でホフマンが何やら手紙みたいなのを書いて封筒に入れます。そこに黒い小さな物体も一緒に同封し机の引き出しに突っ込みました。傍に置いてたクマのぬいぐるみを持ち、片手で携帯電話をかける。ホフマンのすぐ後ろにはブタマスクが!!
まず、簡単に説明すると、これはホフマンが作業の後、後ろにブタマスクヤローがいて、まるで拉致されたかのように見せかけた1シーンです。
皆さんご承知の通り実際はもちろん違います。ダーレン監督によるトリック映像なだけです。(この手紙はアマンダ宛だと監督は言っているのですが、いささか矛盾があります。その事はここで記述しますとややこしくなりますので、改めて別カテで分析していきたいと思います。)混乱させられましたね。ホフマンは、やはりジグソウに狙われていたと解釈してしまいますから。
そしてこの短いシーンにもう1つの映像説明として隠されているのが、クマのぬいぐるみです。(以後長いので「くまさん」とします。)






さて、先程襲撃されたリッグ、バスタブの中で目覚めます。これはSAW自身のオマージュです。いわゆるアダムと同じ状態で・・・
このSAW4の脚本家が、そもそもSAWの大ファンらしく、このSAW4にはSAW1作目をふんだんに取り入れているのです。何だか凄くややこしい文章になってしまいましたが;ソウいう事です。
リッグがバスルームの赤いインクで書かれた「?」の扉を開けると、セットされてたピンが抜けビデオのスイッチが入ります。ビリー人形が映った後、服を着、銃を用意します。警察に電話もしようとしますが、電話は無く「電話は無い」のメッセージ。
流石警官です、SWATです。ジグソウに狙われた事を瞬間的に把握し、迅速な対応をしていきます。その間ビデオのビリーはひたすら喋り続けていますね。要は90分以内に自分の執念を捨てる事を学べれば仲間と自分の命が助かるという内容です。(詳しくはこちらへsoonSAWジグソウテープセリフ1 SAW4endリッグへのジグソウテープの全セリフを閲覧出来ます。)
そしてリッグは、リビングにブタマスクが座っている事を知り、銃を構え近付きます。行く手行く手に盗撮写真がリッグを遮り、壁にはメセッージ「SEE WHAT I SEE」。マスクをリッグが仕方なく取り去るとタイマーが作動し、「警官なの?警官なの?」開口一番その金髪女性は尋ねます。彼女の名はブレンダ、少女売春の斡旋をしています。
そして、面白いのは「止める数字が彫ってある!」です。実は直ぐ後にリッグが見付けた彼女宛のテープには、そんな事は一言も言っていないのです。ブレンダは何故そんな事を知っているのか非常に不思議なセリフですが、これは完全なスタッフミスだと思いますので、スルー以外ありません;
もしも仮に、辻褄を無理にこじつけるなら、ブレンダを拉致しここで目覚めた瞬間に、ジグソウサイドが口頭でヒントを与えたという事にするしかないですね。
で、リッグは先にキッチンへ走りナイフ等を取りに行きましたが、引き出しには、「時間のムダ」とカードが。
銃で撃って一度はマシンはストップしたものの、結局数字を見付けブレンダを助けました。ジグソウに「助けてはいけない」と教えられたにも関わらず、リッグの習性で救ってしまったのです。救った為に、次はブレンダ自身のゲームが始まってしまいます。彼女が真っ先に聞いた「警官?」というセリフがここで生きてきますね。ブレンダのゲームは警官から逃げ切る事ですから。だから彼女はジグソウに指定された場所のナイフを手に取り、リッグに襲いかかります。しかし無理でしょうww相手はSWAT隊長ですからね;100%ブレンダに勝ち目などありませんでした。
ジグソウはそこまで計算づくです。しかもリッグを陥れるような状況のゲームばかり。
ブレンダを殺してしまったリッグは、ブレンダのテープを再生し、ナイフに彫られた「G」の文字を暫く見ていたのですが、時間が迫っている為に急いで次の場所へ出発しました。
自宅玄関のBOXには、チェーン付の鍵、「アレキサンダーモーテル・261号室」の鍵、メッセージ「命を救う者・奪う者」とあります。
これはDMですね。「生かすも殺すも紙一重であるから、何もするな」の意味と「生かす者も殺す者も表裏一体・本人自身だ」=「リッグ」又はその他の被験者を指すのだと思います。







説明が前後してしまったのですが、ブレンダゲームの最中に警察署内での映像が少し挿入されています。実は劇場版では先程のゲームの後にあったのですが、編集されていました。おそらくジグソウサイドがリッグを犯人としてハメる事を企ててると強調したかった為だと思います。
ところで、そのシーンは違う意味で、非常に非常に重要なものでした。
まずシーン説明をしますと、ケリー現場で発見されたあの薬莢の指紋検出結果の1場面です。書類捜査中のフィスクのデスクへ、科学専門捜査員がその結果レポートを持って来るというもので、その指紋がリッグだったと判明します。
で、重要な部分というのはその用紙に書かれた日付になります。soonSAW時系列年表endに記述した内容ですが、その指紋検出日が「2006年4月28日8時53分29秒」・・・やはり時系列が無茶苦茶ですよね;
この時系列は大問題ですが、考えてもムダですので今回もスルーです。
それにしてもこの編集自体が作意的だと、感じずに私はおれませんでした。非常に奥が深いものだと受け取ってしまいました。
先述したリッグへの摸倣犯扱いの意味とは全く別の意味が隠されているはずです。
何故なら、「DVDだから」(手元のソフト)です。劇場ではこの用紙の日付は絶対に読み取れません。監督・スタッフ達はSAWマニアがビデオで一時停止して、日付を知る事を考慮しているという目線から推測しました。そうです、わざわざリッグの慌しいゲームの真っ只中にコレを挿入したという事は、まさしく今同時進行の出来事だと言いたいのでしょう。確実にこの日、この時間リッグがブレンダの装置の数字を探してる最中だと説明したいとしか言いようがありません。
おそらくコレを思いついたのが劇場公開後だったのだと思いました。いわゆる「後付」です。だからDVDで編集してきた・・と仮定しました。
しかし、それでも問題があります。08:53:29の時刻です。8の前は0です。通常24時間表示ですから0という事は午前8時になるはずです。という事はほぼ朝の9時頃にリッグのゲームは始まりました。ギデオン到着は約午前10時半頃・・・ギデオン周辺が真っ暗なのは矛盾してますよね。08というのが夜なら問題ないのですが、果たして午後8時を08と記述するのでしょうか???
これはあくまで私の憶測ですので深読みの可能性もあります。なので頭の隅っこに追いやってて下さい;





では、内容を本線に戻します。
そして再度ブレンダとの格闘中に、フィスクがストラム達に指紋検出結果を報告に行き、そこへ別の警官がやって来て、
「フィスク、銃声の通報が。パークプレイス23」「リッグの住所だ!」と挿入されていました。
そしてストラム、ペレーズはSWATと警官達を連れリッグの自宅へ急行します。






では、次回はエリック達がギデオンで目覚めるシーンです。
監禁されてたエリックの、あのやけに太った姿の説明もしたいと思います。














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