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SAW4(ソウ4)解説・解読  ストーリー編15






前回でセシルゲームが終了し、彼が死んだ直後、ジョンはレポート用紙に”何か”を記述したという事項を書き忘れてました。
おそらく「人間の性質について」書いたのではなかろうかと感じます。




そして画面は元の作業場に戻ります。

j「あなたに何が?」
J「私に何が?何がだと?」置時計壊す「二度と来るな。君には何も分からんか?」
j「私も息子を失ったのよ」

これ、非常に大切なシーンですね。(どれもこれも大切で大変ですが;)
ここについての解読も皆さんそれぞれであろうかと思います。
セシルゲームの説明が、前回で抜粋したセリフと上記のセリフの二人の会話の途中に挿入された形で映像が続いてる訳ですので、ジルの上記の一言目で2種類の推測が可能です。これはDMというのではなく、単に今後の後付により、セリフ内容が変化するものと捉えて頂ければ良いかと思います。
おそらく現時点での事実としては「何が?」という疑問から、セシルゲームはジョンの回想であり、ジルには教えていないと基本的な判断が出来ます。
まず画面でジルは何も知らない様子に見て取れますし、前回セリフから繋げると素直にそう取るべきであろうと、映像上の仕組みでそう解釈を促しているからです。
又、「あなたに何が?」は、セシルを殺人ゲームにかけた事を一部始終聞いたとしたら、純粋に考えると「何故そんな事をしたの?」というセリフになるはずです。ゲーム内容をジルに教えてないからこその一言だという意味です。後に続く会話が抽象的に表現されていますので知らない設定で意味は通じます。
しかしもう1つの解釈は、これとは全く逆で違う方向に持っていけるように用意されているようです。まさしく後の抽象的かつ曖昧なセリフで、視点を180度転換する考え方ですね。
仮に、ジルに殺人ゲームの全貌を教えたとしても、一言目は無理矢理なセリフとして置き換えられるからです。
「あなたに何が?」→「(そんな事をするなんて・・・)一体あなたに何が?」
例えばカッコ書きのようなセリフが省略されていたなら、意味が通じてきます。後のセリフも適当に合ってきます。ですのでジルはこの時点で知ってしまった設定に変更出来ます。
この後者ならば、ジルの3段目の一言は「アンタと同じ条件で子供を殺された身なんだから当然分かってる。アンタ一人で復讐するなんて」という意味の取り方が出来ます。要はジグソウ伏線になり得ます。

では前者の設定に戻りますが、そのジルの3段目のセリフはジョンが実際何をしたか分かっていない訳ですので(ジョンがセシルに何かしたのは、ジルも薄々気付いてると思われます。死のゲームの実態を知らないだけという事です。)「私も同じ条件なのに、人を傷つけるなんて・・・・」という感じに素直に取れば良いかと思います。取り敢えず今は、先述した幾つかの理由により、私は知らない事を事実として解読、解説を進めていきますので悪しからず。(どちらの設定になるかはSAWⅤ及びⅥまで待ちましょう。)







さて、まだ重要なシーンがセリフ以外にもここにあります。
それは”ジョンが時計を壊すこと”です。今回SAW4では、この「時間」というジョンの哲学もキーワードになっています。
前回セシルゲームの際に触れましたが、ジョンにとっての”時間の概念”を思い出してください。
ジョンにとっては”時間”は特別な存在だったという事はもうお分かり頂いてると思います。その理由は作中で全く明らかにはされていませんが、ここまでのあらゆるシーンで、時間に纏わる映像なりセリフが挿入されてきた中で、セシルへのセリフがその内容を表していました。「時の流れは幻想なのだ」です。しかしジョンは以前の回想シーンでジルに「じゃじゃ~ん!!」と子供のようにハシャいでこの置時計を見せましたよね?その時こう言っています。
「全てを支配する。中の機械部分は300年前のものだが、今も時を刻み試練に耐えている。」
そうです、全てを支配するとハッキリ断言しているのです。これはつまり”時間を大切にしている”、”人は時間に支配されている”、”人の死後も時は刻み続けられる”という意味が含まれています。よってこの時のジョンの思想は、時間自体を主に、重きを置いている為、時間は幻想ではありませんでした。この幻想だという考え方は流産以後のものです。結果的にジョンの変化を示している訳なのです。
180度変化しています。ここにジョンのジグソウへの誕生が伺われると判断出来ます。又、変貌したジョンの行動も180度異なりました。喜んで見せたこの置時計をキレてぶっ壊します。流産の際にも腕時計を捨ててます。まさに映像でも確実な変化を表現しているという訳なのです。
ジョンは時間にはもう支配されてはいません。そう、時間は幻想だからです。
監督のコメントにも次のようにありました。
「大切なものだ。それを壊す。彼がこの物件(置時計)を買った理由は「時間」だ。それを壊した事によって彼はジョンからジグソウになった。」と。








さてさて、ようやく紹介出来ます;例のガラスBOXですね。
二人の上の会話の後、ジルは作業場を後にします。一人取り残されたジョンは、あるモノに被せていた布をバッと取り去ります。そして劇場版でカットされていたマジマジとそのBOXを見るジョンの姿が映し出されます。中にはガラスの破片と鍵が見えますね。
意味深にそのガラスの箱は存在感を示しています。本編でのガラスBOXのシーンはここのみでした。しかし、SAW4が公開される前まで、オフィシャルサイトで「あるシーン」の写真がUPされていました。コレです↓(クリックすると、もっとデカい同じ写真が見れます)


Saw4vagrant



お世話になったネタバレ掲示板でも、この写真の推測が飛び交っていました。結局「放浪者」がこのゲームの人物のようですね。(詳細はsoonSAW人物説明(7)ソウ4その2endにあります。)この私の「SAW WORLD」を訪れて下さった方の幾人かは、この上の写真を見た事があるとは思いますが、まだご存知でない方も大勢おられるでしょうから、敢えて今更ですがUPしておきました。
一応監督は「かなりの確立でⅤで見られると思う」と申しておりますが、何せその監督本人が変わるのですから、どうなるかは皆無です。
ただし「重要な役」だとのコメントもあります。モーテルの彼の雰囲気から、おそらくジョンのジグソウへの変化に関連してると、推測出来るのではないでしょうか?
不思議なのは時系列で言えば、この放浪者のゲーム自体はセシルゲームの後で、尚且つ、それ程時間が経ってないと判断出来ます。”今”生きているという事は、ゲームの生還者(成功者)と考えるのが妥当ですが、非常に堕落した男のままのようであり、又、ガラスBOXゲームから、かなり長い年月が流れている事になります。少し無理がある設定に感じずにいられません。
当然でした、監督が「血が足らん!!」と急遽この男をゲームにかける事を提案したというのです。ただし「重要な役柄」として後でモーテルシーンに登場させたのか、モーテルのシーンが先で後日ゲームシーン撮影したのかまでは定かではありませんが、多分ですが後者ですねぇ、だから何だか妙な「役」に見えてしまいます。
次監督が脚本や設定を変えずにこの放浪者が出てくるのならば、ジョンがこのBOXゲームで何かを「見る」のだと思います。何かを「知る」「感じる」「悟る」・・・こういったものであろうかな?ってカンジでしょうか?;(自信無いですけど;)抽象的な意見になってしまいました。
「重要な役」だと聞いた時、まさかのジグソウ後継者だと一度は思ったのですが、やはり「情けなさ過ぎ」のあの男には「ジグソウ」は不釣合いだと改め直した次第です。
皆さんはどう考えられるのでしょうね・・・・???





次回はストラムがギデオンの存在に気付き急行します。とうとうリッグが到着します。
内容によっては、このSAW4ストーリー編・最終回になる可能性もあるやも知れませんねwww















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