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SAW4(ソウ4)解説・解読  ストーリー編16






さて、ようやく様々な回想が終了し、警察署内の取調室に画面が戻ってきました。
正確にいえば、このシーン自体も過去の映像になりますが・・・
ジョンの遺体の前でホフマンがテープを聞くのが「現在」に、取り合えず設定されているからです。
ですので、この取調室から過去に遡り、ジルが作業場に行き、そこでジョンのセシルゲーム回想が入り、又作業場に戻りジョンが時計を潰した後、再びこの取調室に返ってきます。要は三段階の過去回想という、何とも入り組んだ設定で観客を惑わした訳です。




ストラムがジョンの異変とジルの涙に同情したのか、ついさっきまでの激しい怒りは押さえ込みました。
そうして頭を冷やそうとしたのでしょう。一度この部屋から出て行きます。が、廊下で改めて捜査資料を見詰め閃くのです。手にしたそれにあったのです。「4面の壁が家となる・・・」新聞記事での見出しが同じ文ではないかと・・・・。彼は慌てて又ジルのいる部屋へ戻ります。

s「最初の建物を子供の名に?」
j「そうよ」
s「場所は?何処なんだ!!」

やっとジルが口を割りました。これは、ジルがストラムを操作していたのかと思う程に、ギリギリの時間で教えます。
ここまで引っ張る理由は特別見当たりません。とっととギデオン工場を教えておけば、辛い思いもしないで済んだはずですからね。
敢えて理由を出すとすれば、ジルはジョンをまだ愛している為、極力ジョンに不利になる事項を口述したくなかったと設定付ける位です。
でなければやはり、ジルのジグソウ伏線に見えます。又は全て偶発的なモノであったのか・・・・ストラム達が新聞記事に気付くのも、ジルが黙秘したままこの時点で教えたのも、全て偶然だという考え方をする事も不可能ではありませんので。(→これですと、「脚本上の都合」となります。)



ここのセリフで、「ギデオン」について、又説明が入ってますね。このネーミングは元々息子の名前であったという事実です。
別カテの「SAWⅣのハテナ」にも回答済みですが、少し説明を付け足しておきます。
本編でもギデオン工場内部が結構巨大だと皆さんも感じた事でしょう。リッグは走り回ってますし、中は迷路のごとく通路が入り組んでおりました。かなり大きな建物だと判断するのは容易ですよね。
実は何故これ程デカいのかという理由も、一応ちゃんと裏付けされているのです。ジョンが特別望んだ我が息子「ギデオン」、この生まれ来る子に「立派な人間になるように」と、デカい食肉工場を立案、設計し竣工に至らせたという設定です。建物に自分の氏名ならともかく、未だ生まれていない子供の名前を付けるなんて、何とも大胆な発想ですが、コレがジョンの思想です。ですので、工場はやたらとデカかったという結果に位置付けられています。
面白いのは何故「食肉工場???」ってカンジですね。
おそらく本編ストーリー内容による「脚本上の都合(設定)」で仕方なかったのでしょうが、「肉」という言葉にピタリと合う程、ゲーム終了後のこのギデオンには「肉(死体)だらけ」だと苦笑してしまうのは、私だけでしょうか?(不謹慎な表現申し訳ございません。映画=フィクションに対してですのでお許し下さい。)






はい、来ました。リッグがギデオンに到着です。
ギデオンの場所を何故知ってたとかは、深く追求しないでおきましょうwwギデオンの扉を開けるとすぐ小さな箱が目に入ります。
それはSAW3のジェフへゲーム毎に置かれていたBOXと同じ大きさ、同じ形ですね。(今までの映像でも何度か出てきましたが)きっと小さな小さな伏線です。ここがジェフのいる場所だという・・・(同時進行伏線)。その小さなBOXにはカードにメッセージが書かれております。
「誰を救うか思い出せ。時はお前の味方だ。」
この文章にリッグはこう呟きます。「何のことだ?」・・・・全く理解していませんねぇ。ジグソウがリッグを救う為にゲームをしている事をすっかり忘れてしまってるのです。
ゲーム冒頭でジグソウは言ってます。「命を救う機会を与える」それはリッグの命であってエリックではないと。
確かにあらゆるゲームの流れの中で「被験者達(エリック)を自分が救う」んだと勘違いしてしまうように進行されてきたのも事実です。その代わりにジグソウは常にメッセージや言葉でリッグに助言及び警告をしてきました。それでも尚リッグは覚えてないのです。「誰を救うのか」それはリッグ自身のゲームだという事を理解出来ないまま、ここへ到着してしまったリッグの大きな過ちとなります。



又この文章ですが、「時」があります。これは通常、人が考える時間の意味に隠された「ジグソウの時間の概念」と「裏の真の意味」のDMになっています。
ジョンの概念については、もうだいたいの想像がつくかと思います。本来の意味の方はといいますと「時間がくるまで待っていれば、エリックもホフマンも自分の命も救える」こういう事です。要はリッグへのヒントです。ここでリッグが立ち止まって考えれば良かったのですね。しかしリッグは前進します。
通り道を一方に塞がれている為、道なりに進んでいきます。とある角に差し掛かります、木の残骸がリッグの足元を邪魔します。実はこここそ、ジェフが目覚めたフォークリフトのあった通路になります。木の残骸は、ジェフが監禁されていたあの木箱の潰れた残骸なのです。これはかなり大きな伏線ですが、一度見ただけでは誰も把握出来ないでしょう。
見れば見る程に「味」の出る「するめ」の様なSAWですから、皆さん又機会があれば確認しておいて下さい。ここに限らず本編に山程ある細かい部分に気付けば、SAWに「とりこ」になってしまうでしょうww
リッグはこの場所を通過し、ビニールカーテンで仕切られた奥の通路へ姿を消します。ここで蛍光灯がチカチカと点いたり消えたりしております。覚えておいて下さい。






お次は場面転換で、同じギデオン内部にいるエリック達の様子です。
以前に申しました通り、アートはここの仕掛けを知りません。この時点で初めて知り、困惑してしまいます。
エリックの頭上に巨大な氷がある事に気付いたアートは、自分で扉をセットした為に作動させてしまった事も同時に判断します。エリックもアートのその不可解な目線の先を追いました。自分の置かれている立場を明確にされ、騒ぎ始めるエリック。

A「ヤツが開けたら終わりだ。」
E「誰が扉を開けるんだ?誰なんだ?」

という問いに、アートは沈黙を通します。何も教えない事が、おそらくジグソウのルールの1つであろうかと推測出来ます。例えばここでアートが「リッグだ」と言ってしまうと、エリックは銃を向けられない可能性も出てきます。扉越しに大声で「リッグ、そこで待ってろ」と指示する可能性も出てきます。可能性として、かなり低くてもゲームの失敗に繋がりますので、誰なのか教えない事が最善の策だという事でしょう。これはエリックではなく、リッグのゲームですからね。
又、実際アートがリッグだと知ってるとも確定は何処にもされていませんので、答えれなかったというケースも、視野に入れても不思議ではないとは思いますが・・・。





ん~、今回はこの辺で止めておきましょうか;
自分でもどの回で終了するのか予測不可能なのです;ラストに近付けば近付く程どうすればいいのか分かりませんねぇ・・・;
では、次回はストラムがギデオン到着シーンから続けます。















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